日本語 – Japanese « The Website Of The Ninth Wave
第9波第5の夜
第9波第5の夜 2011年8月18日に始まる第9波第5の夜には、どのようなエネルギーがもたらされるのでしょうか。歴史を振り返ると、第5の夜は通常とても破壊的な時期であり、それゆえに当然利害関係にドラマをもたらしています。第5の夜は概して、何らかの破壊が生じる「暗黒時代」であり、これまで例外なく急激な経済的衰退が起こりました。しかし、マヤ暦のエネルギーを単に破壊的であるとか建設的であるとだけ語ることは正しくありません。なぜならヒンドゥー教のシヴァ神が創造者であると同時に破壊者でもあるように、マヤ暦のエネルギーはすべて両方の側面をもたらすのであり、破壊は何か新しいものが創造されるためのものだからです。この極めて重要な終末に生きる私たちにとって大事なことは、マヤ暦の中から現状に関連する� ��要な情報をつかみとり、単純すぎる現状分析によって行き詰まることがないようにすることです。このマヤ暦のエネルギーがもつ多面性を認識することにより、私は第9波によって生じる経済崩壊が第5の昼‐7月31日に始まり、8月17日に終わる‐に起きることを正しく予言することができたのです(5月22日と7月13日の記事を参照して下さい。 http://www.calleman.com/content/articles/Beginning_4thNight_9thWave.htm)。この経済の悪化は一見すると、破壊的な出来事のように見えるため、昼の時期に起きるのは矛盾していると捉える方もいるかと思いますが、第9波の主目的である「統合意識」の顕現という観点からすると、経済危機は実際には未来を切り開くための建設的な出来事なのです。この仮定に基づくと、この経済危機の進行は、極めて正確にマヤ暦に沿っていると言えるのです。第5の昼には、ヨーロッパのいくつかの大銀行は安定を脅かされ、首脳たちは絶えず電話会議を行い、いかに危機をくい止めるか議論しています。アメリカに関しては、米国債は信用格付けトリプルAのステイタスを失い、第4の夜(第5の昼のエネルギーと隣り合う)の中間点以降、7兆ドルもの株式価値が� ��われました。 しかし、アメリカの信用格付けの低下と7兆ドルの株式価値の喪失が実際に意味するのは、紙切れの上での数字が下がったということだけなので、危機は今のところ「実体経済」には及んでいない、と言うコメンテーターは本質的に正しいのです。つまり、第5の昼の統合意識は、抽象的な価値と実質的な価値という精神的な極性にショックをもたらすだけでした。しかし、危機が「非・実体経済」にとどまることを期待できる理由はひとつもありません。ですから、今、始まったばかりの第5の夜には、実体経済にも影響がもたらされると考えます。それが実際にどんなスピードで現実のものになるかを言い当てることはできませんが、第5の夜に生じる出来事によって、西洋諸国における大規模な失業(もちろん失業率はすでに高いので すが、それでも多くの人々はまだ従来のライフスタイルを営み続けることができています)がもたらされる素地が作られるのだと思います。さらに巨額の資金が株式市場から逃げ出し、通貨の安定もひどく損なわれて、新たな抜本的解決策が検討される必要が生じるでしょう。 現実的な変化(単なる紙切れ上の変化に対して)という意味では、第5の昼がもたらした突破のエネルギーは、政治的な分野で、西洋諸国の政府の権威が崩壊し始めるというかたちではっきりと見ることができました。イギリスにおける略奪や暴動がその一例です。他にも、アメリカの政治システムが、債務上限引き上げの議論の中で、少数派である茶会党の主張を防げなかったことがあります。これはアメリカの政治システム全体の力を非常に弱らせるものであり、この政治的状況こそがアメリカの信用格付け低下の主な原因であると言えます。さらに、そもそもアメリカ政府は、他の多くの西洋諸国と同様に、自身の健康が危ぶまれるほど多額の負債を抱え込んでいるわけで、それはもちろん茶会党が原因なのではありません。いずれ� ��せよ、アメリカの政治的機関は大打撃を受け、その機能がどのように保たれるのかは誰にも検討がつかないような状況です。 こうして世界は、経済の深刻な悪化が予測され、主要国政府の権威が衰弱している状態で、第9波第5の夜に突入します。これは、第8波と第9波の中で人類が経験する意識のシフトに基づいて、私が著書で常に予言してきたとおりの展開‐支配のヒエラルキーが弱くなり、崩れる‐です。また統合意識への移行はスムーズかつ容易に行われるのではなく、厳しい反応が伴うことも、しばしば主張してきました。現在、第9波によって、これまで誰も想像すらしなかったような劇的な変化が、ものすごいスピードで起きています。この一環として、第5の夜には、危機が実体経済に波及することに加えて、広がる混沌に対する何らかの政治的な反応が起こると考えられます。例えばアメリカでは、オバマ大統領や新しい超議会などに対して� ��テロ行為などを口実に、特別な権限が与えられることが考えられます。経済分野における混沌が広がることを考えれば、そのような政策が大衆の支持を得ることも十分にあり得るのです。 経済危機は第5の夜から第6の昼にかけてさらに悪化し、それ以降もマヤ暦が終わる2011年10月28日までずっと大きな比重を占めるというのが私自身の見解です。それでは、現在の政治経済システムが衰退していく流れを止めるための解決策はないのでしょうか。この質問に対する私の答えは、現在の経済システムの枠組みの中には解決策は存在しない、というものです。なぜなら、この経済システムは、それ自体が機能し、生き残るための「成長」を命ずるしかないシステムだからです。しかし、世界経済の崩壊に対しては、極めてシンプルな解決策があり、実際に今、私たちはその始まりを目にしています。解決策は、政府レベルのみならず、クレジットカードや住宅ローン、家賃等、一般の人々が抱えるあらゆる負債を免除することで� �。この負債の免除とともに、貨幣の使用をやめてしまう必要があります。つまり、人々は対価を得ることなく、仕事を続けるのです。これは経済成長を終わらせ、地球を救うことにつながります。また、生きるためにお金を稼がなくてはならないということから、人々を解放します。ここで問われるのは、人々が対価を求めることなく、日々、他人の生存と健康のために必要とされる仕事を続けることができるほど、他者を気遣うことができるか、ということだけなのです。これを実行するのは技術的にはさほど難しいわけではありませんが、現在の政治と法制度が、世界経済の問題に対するこのような解決策をブロックしているのです。そのような新しいシステムでは、政府や銀行の必要性がなくなってしまうため、世界の軍事力をもつ グループは間違いなく抵抗するでしょう。さらに、少なくとも現在の世界に暮らす一般の多くの人々は、常に何かをしていなくては気が済まないので、平和をじっくり味わい、ただ存在するということを楽しむことは難しいに違いありません。しかし、9月6日に始まる第9波第6の昼には、2011年10月28日にマヤ暦が終了した後に誕生する新しい世界への道を切り開く、負債とお金に終わりをもたらす解決策を指し示す最初の例をみることになると思います。残念なことに、数十億の人々が、マヤ暦に関する基本的な知識‐終わりの日を含む‐を持っていませんが、この基本的な知識なくしては、世界で何が起きているのかを理解することは容易ではありません。私たちは皆でこれを正すために取り組まなければならないのです。 カール・コールマン博士 第5の昼の第17日目(2011年8月16日)、パリにて
どのように状態はフリーポートの教義に役割を果たすん。
0 コメント:
コメントを投稿