【社説】「韓国戦争は内戦だった」と言う盧武鉉大統領 - 本願成就と如来回向 - Yahoo!ブログ
●【社説】「韓国戦争は内戦だった」と言う盧武鉉大統領
【朝鮮日報】記事入力 : 2006/11/22 06:48:01
ノ・ムヒョン | 盧武鉉 | キム・イル | 韓国戦争 | 大統領府 | 教科書
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は20日、カンボジアで現地在住の韓国人らと懇談会を持った際、「われわれはかつて植民地支配を受け、その後内戦まで行うという波乱の道を歩んできたが、今ではさまざまな国を助けている」と語り、韓国戦争(朝鮮戦争)を「内戦」と表現した。
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21 日、大統領府報道官は「同じ民族の間で戦争を行ったという点でカンボジアと同じような苦い過去があるという意味で語った話に過ぎない」とするとともに、「前近代的なイデオロギーの物差しで判断しないでほしい」と語った。「同じ民族同士で戦った」という以外に格別な意味はなく、問題はないという説明だ。
しかし大韓民国の国民のうち、話をしているうちに韓国戦争を思わず「内戦」と表現してしまうような人が、いったいどれほどいるだろうか。大統領府の釈明のとおり、本当に「特別な意味なしに」行ったものだとすれば、それは大統領の頭の中に「韓国戦争は内戦」という考え方が染み込んでいることを意味する。
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韓国戦争は約400万人の人命被害と約1000万人の離散家族を産んだ、民族史上最大の悲劇だ。ソ連の崩壊を受けて公開された資料を見れば、韓国戦争が金日成(キム・イルソン)による侵略戦争であった事実は疑いようもない。北朝鮮と国内の偏向した「修正主義史観」の支持者だけが、韓国戦争を「統一のための内戦」という「こじつけ」に執着している。
彼らも世界の学界ではそうした主張を提起することはできない。せいぜいあざわらわれるのがおちだからだ。そのため彼らはそうした歴史観を国内に限定して登場させている。
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「米国が他人のお家騒動である統一内戦に介入しさえしなければ、戦争は1カ月以内に終わっていたはずだ。命を奪われた400万人にとって、米国はかたきだ」とした姜禎求(カン・ジョング)教授のような立場は、大韓民国にしか見あたらない特異なものだ。
彼らの辞書には最初から「南侵(北朝鮮による韓国への侵略)」という単語がない。「韓国戦争=内戦説」は北朝鮮や北朝鮮の侵略戦争を美化するために作り出されたものだ。韓国の小・中・高等学校で使われている教科書のどこにもそんな話は出てこない。
ところがそんな用語が、大韓民国を代表する大統領の口から、特に意味もなく飛び出したという。大統領の頭の中では、「韓国戦争=内戦」の次にどんな新しい説が用意されているのだろうか。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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